◆新型インフルエンザの流行が深刻な状況に

◆新型インフルエンザが世界レベルで深刻な事態に



新型インフルエンザの流行が深刻な状況になってきたようですね。



４月３０日の時点で、ＷＨＯの警戒レベルがフェイズ４からフェイズ５に引き上げられ
ました。



フェイズ６が最終フェイズで「世界的大流行」ということなので、フェイズ５というこ
とは、最終フェイズの一歩手前ということです。大流行直前という段階になったという
ことです。



日本では、大型連休に入ったばかりというのに・・・・



幸いに日本国内で感染者は今のところ見つかっていないようで、われわれの日常生活へ
の直接的な影響はなさそうですが・・・



新型インフルエンザが世界的に大流行の兆しがあるということですが、鳥インフルエン
ザ、豚インフルエンザ等の動物のインフルエンザが、何かの原因で、人間に伝染するよ
うに変異する。そして、この変異したウィルスが人から人に感染がするようになり、最
悪の事態死亡に至るということです。ウィルスの突然変異が人命に脅威をもたらすこと
になるという自然現象がもたらす避けがたい事象のようです。



今回の新型インフルエンザは、メキシコの豚インフルエンザが人に感染するようになっ
たことが発端となっていますが、正式には、２００９年Ｎ１Ｈ１型インフルエンザと命
名されるとのことです。




連休で海外への旅行者も多い時期に、このパンデミックは観光業にとっても痛手となる
可能性があります。



国際空港は、入国手続きに検疫検査が厳重になり、ものものしい検疫服を着た検疫官に
よる機内検疫が実施されることとなり旅行者も大迷惑ということです。



なにはともあれ、「パンデミック」という言葉が、映画やドラマのタイトルではなく現
実の世界で用いられることになった訳ですが、フェイズ６の「世界的大流行」になる前
に、早期に沈静化することを期待したいものです。






ところで、今回のＷＨＯの事務局長は、中国系の女性であり、報道補佐官も日系のよう
でした。東洋人がこの分野で活躍していることは頼もしい限りです。